大体のブランド品はダサい、いや、買う人に似合わないから、ダサく見える

私はファッションで参考にしているものはただ1つ。

 

それは、ファッション誌のFINEBOYSではない。

 

街中に歩いてる人達だ。

 

電車の中、街道、ショッピングモールの中、ハイブランド店にいる人たち、とにかくリアルで3次元のモデル達から学ぶようにしている。

 

その人達が身につけているもので、特に目を惹かれるのはブランドグッズである。

 

それは、カッコいいからというより、ロゴやカラーリングが目立っているからだ。

 

まれに全身ヴィトン、全身シャネルみたいな、エゲツないファッションの人もいる。

 

エゲツないというのは、ディスではなくて、派手だなぁといった具合だ。

 

その人達の目立ち方はまぁいい。派手でカッコいい。

 

ここで、大変なブランドグッズの使い方をしている人が出てくる。

 

それは、「とりあえず」ブランドバッグを引っさげて歩いてる人達だ。

 

この手の人は本当に多い。

 

「とりあえず」、、、そのバッグ以外の衣服が不格好だということだ。

 

色合がどう、センスがどう、ではない。たんに、安っぽいのだ。

 

その安っぽい服装のせいで、バッグが浮いてしまっているのだ。

 

バッグだけ、頑張ったんだね。と感じさせるような見た目になってしまっている。

 

性根が貧乏性なのが滲みでてしまっている。

 

あとは、センスのなさも感じる。服選びの際に、「とりあえずこのカッコいいバッグを持って外にでればカッコよく見えるはず!」

 

としてしまっているのかもしれないが、ブランド品の良さが激減してしまっている。

 

本来あるべきは、そのバッグに見合う服装も考えることだ。

 

高い服を着ろ、という訳ではない。

 

安くてもいいから、その服に見合う上品な格好をするように気遣えばいい。

 

高い服ではなくても、全身を例えば白と黒だけのコーディネートにしてみよ。

 

服の素材はどうあれ、色合いから高級感が感じられるだろう。

 

そして、その作り出されたシンプルな高級感が、ブランド品の真の高級感を引き立たせるであろう。

 

服の趣味、ブランド品の趣味は「自己満足だ」とよく言うが、絶対違う。

 

身にまとうことで、人からよく見られようという自己顕示欲が必ずそこにある。

 

だからこそ、こんなおせっかいを言うのだ。

 

これを読んだ人も、身に覚えがないであろうか。

 

あるのならば、服も心も入れ替えた方がいいだろう。

 

「とりあえず」ブランド品を身につければカッコいい、なんてことはないのだ。