かっこよく生きるために

○何がかっこいい?

 

人が人を見てかっこいいと思う時、それは自分との違いを見つけ、さらに憧れを抱いている。

 

カッコいいと思われることはまた、人間の社会的欲求に強く根付く承認欲求を満たしてくれる、とても大切な体験である。

 

人から憧れた目で見られる、というのはその人の属するコミュニティによって性質が異なるだろう。

 

私のコミュニティは?天才集団の集まり京都大学、若い学生を相手に商売する学習塾、もしくは久しぶりに会う中高の同級生であろう。

 

特に場面によってオンオフを使い分ける私にとって、このカッコいいと思われる話は大切な話題である。

 

京都大学では、身なりに気を使う人が少ない。そこで少々きれいな服を着ていれば目を引く存在になれる。

また、頭の良さを気にする連中だということも考慮に入れよう。すると、ただでさて天才集団なのに、その中でも目立つ知識量、思考力を放出すればそれはまた、憧れを抱かせることであろう。

 

学習塾ではどうであろう。ハードルが低いのだ。元々生徒より年上な分、羨望の眼差しを受けやすい環境にある。

 しかしだ、ただ勉強ができる、ということだけでは周りと差が出ない。いや、勉強ができることは当たり前として見られている。

では、何がかっこいいの対象なのか。それは、身なりとかっこよさ、もっといい言葉があるならば、イケている、であろう。

勉強ができるだけでなく、イケてもいる大学生、これが彼らの羨望の的となるだろう。

 

そして最後に、中高の同級生、彼らと私の大きな差はその学歴、学力である。京都大学と聞いて驚かない人はそうそういない。やっぱり京大生はすごいな、と思わせたり、勉強だけじゃなくて身なりもイケてるね、なんでもできるじゃん、と思われる潜在性を秘めているであろう。

 

 

 

○じゃあどう生活するか

 

まず、京大生相手には、まず服装で圧倒する。調和のとれた、もしくは個性的だがまとまりのある服装でそのアイデンティティを表現する。

そのための趣味としての服作りというのもまた素晴らしいものであろう。

 

そして、思考力・学力であるが、これは授業の理解度がまず挙げられる。〜くんはなんでも理解してるね。なんて状態が理想である。学生実験ならば全体像をしっかり把握した後の詳細の理解までできれば理想的であろう。教授のする話を聞くのが大前提だ。

 

また、普段の学習としても、京大生らしく勉学に励むべきであろう。本来あるべき姿な学生は意外といない。規律正しく、趣味、オフ、勉学に励むことが望まれる。そのためにも外でできる勉学は外でしかするべきでないであろう。それが可能になるためにも、朝の時間のゆとりも不可欠である。

 

次に、高校生相手にであるが、それは難しい話だ。私自身、高校生相手に羨望の眼差しで見られたいとそれほど思っていない。仕事場にそれは求めない。パフォーマンスに影響が出るか少し不安なのだ。しかし、イケてると、それはそれでこちらも活発になれるだろうし、注目度も上がる。よくよく考えれば悪くはない話なのかもしれない。

 

ヨウジヤマモトなんて派手な服を着て行こうとは思わないが、コンタクトレンズ、髪型セット、カラーバランスの整った服装、は整えるべきかと思い始めた。しかし面倒なのは、服の持ち帰りの話だ。あ、服をバイト先に置いて帰れば良いのか。面倒が増えるが許容範囲内であろう。

 

もう少しバイト先で、活発に探すべきだ。最近、自分を抑圧してるのもあり、ストレスが如実に感じられる。

 

最後に、中高の同級生だ。ここはやはり、京大生らしさを見せることと、異次元を見せつけることに目標はある。相手を圧倒できそうなイカツイワードをちりばめる。またその後には簡単に説明してあげる。異次元とは、服装である。各々服装にこだわりはありそうであるが、その中で個性を発揮したい。可能であろう。こればかりは。

 

私の、学生の間の一番大きな目標はもしかしたら、本当の意味で、京大生になること、なのかもしれない。